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お役立ち情報

時計&材質の用語集

 

機械式 Mechanical
機械式時計はゼンマイに蓄えられた動力が歯車を回すしくみで手巻きと自動巻き(オートマチック)の2つの種類があります。 手巻きはリューズを回してゼンマイを巻き上げます。 一方、自動巻きは機械の中心軸にとりつけられた回転錘(ローター)が腕などの振動により回転して自動的にぜんまいを巻き上げます。 もちろんリューズにより巻き上げることもできます。

■クオーツ式 Quartz
クオーツはもともと石英の意味。 その透明な結晶が水晶です。 クオーツ時計は水晶で作った水晶振動子を時間調整の為に使用している時計のこと。 電池の動力によりムーブメントの中にある水晶振動子が振動し、その振動が集積回路に伝えられてパルス信号に変わり、モーターを経由して歯車を回して時計の 針を動かしています。針で時刻を表示するクオーツウオッチはアナログ、数字で表示するクオーツはデジタルと呼ばれます。

ムーブメント Movement
時計から外装部分(ケース、ガラス、針等)を除いた機械機構。クオーツと機械式の2つの種類がある。

クロノグラフ Chronograph
経過した時間の測定ができる機能を持った時計。ストップウオッチと時計が一緒になっていると考えるとわかりやすい。

クロノメーター Chronomete
しばしばクロノグラフと混同されやすいので要注意。クロノメーターとは公的な試験所にてその精度の高さが証明された時計のこと。 温度差、姿勢差(時計の文字盤側を上に水平、裏蓋側を上に水平、6時位置を上に垂直、9時位置を上に垂直、 3時位置を上に垂直、という時計の置き方の差)の中で15日間試験され合格したもので、ひとつひとつ証明書が付けられる。

■スケルトン Skeleton
骸骨、骨格と言う本来の意味から転じてスケルトンウオッチとは、内部のムーブメントが外から透けて見える時計。繊細な部品や緻密な歯車の動きを美しく見せるためにひとつひとつの部品をゴールドやプラチナで作り、手彫り模様を施したものもある。

■ウエストミンスター Westminster
ロンドンの中心地区の一つ。テムズの西岸・北岸。北はリージェント・パークから、西は地下鉄ウェストボーン・パーク駅とかハイドパークあたりまで。ウエストミンスター寺院、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)などの観光名所が集中する。教会で親しまれていたチャイムで小学校のキーンコーンカーンコーンのメロディーの元となったメロディーです。

時計の材質用語集

■ガラス Glass
文字板を覆う透明の部分。 風防、またはクリスタルとも呼ばれる。 材質にはプラスチック、ミネラルガラス、クリスタルガラス、クロムガラス、人工サファイアがある。 プラスチックは低価格帯の時計に多く使われる。 一般的に使われているのはミネラルガラス。 クリスタルガラスは透明度があり輝きに富む。 クロムガラスは常温ではきわめて安定でさびにくく、耐食・耐熱性にすぐれ、めっき、ニクロム・ステンレス鋼などの合金に用いる。人工サファイアは硬く傷がつきにくいだけでなく、高い透明度と輝きを持ち、最も高価である。

真鍮しんちゅう
銅と亜鉛との合金。黄色でさびにくく、鋳造・加工が容易なので、機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられる。黄銅(おうどう)。

ニッケル Nickel
鉄族元素の一。主要鉱石は珪(けい)ニッケル鉱・紅砒(こうひ)ニッケル鉱などで、隕石中に含まれることもある。単体は銀白色で光沢があり、展延性に富み、強磁性を示す。空気・水・アルコールなどに侵されず、合金・めっき・貨幣材料などに利用。元素記号Ni 原子番号28。原子量58.69。

クロム (ドイツ)Chrom・(フランス)chrome
クロム族元素の一。単体は銀白色で硬い。天然にはクロム鉄鉱として酸化物の形で産出。常温ではきわめて安定でさびにくく、耐食・耐熱性にすぐれ、めっき、ニクロム・ステンレス鋼などの合金に用いる。元素記号Cr 原子番号24。原子量52.006。クローム。

クルミ材 Walnut(ウォルナット)
クルミ科の落葉広葉樹で北米に産する、やや湿ったところに生える落葉樹。日本の鬼胡桃(オニグルミ)がこれにあたる。辺材は灰褐色、心材は紫褐色ないしチョコレート色を呈している。材質は強靭で狂いが少なく、材自体にある程度重さがあって高級家具材として用いる。ブラックウォールナット、西洋クルミとも言う。

■チェリー材 Cherrywood
サクラ木、アメリカに産するバラ科サクラ属の広葉樹。日本のさくらんぼより大きい赤黒い実がなり食用として有名。 心材は淡い紅褐色から濃い紅褐色を呈し、家具、ドア、楽器などに用いられる。アメリカンブラックチェリー、ワイルドチェリー とも言う。木肌は緻密で表面の仕上がりは美しい、使い込むほどに飴色に変色し、高級感がある。

■マホガニー材 Mahogay
センダン科の常緑大高木。高さ約30メートルになる。葉は羽状複葉。夏に黄緑色の花がつき、卵形の実を結ぶ。北アメリカのフロリダ・西インド諸島の原産。心材は淡桃褐色から濃赤褐色を呈し、しばしば美しい杢目が現われる。木質はやや重硬で、心材の耐久性も良く、磨くと光沢が出るので 家具材、内装材、ドア材、窓枠、楽器、ツキ板などに用いる。カヤ(Khaya) とも呼ばれる。

■ビーチ材(ブナ) Beech
アメリカ東部に産するブナ科の広葉樹。温帯の山地に分布し、高さ約30メートルになる。ブナ科の双子葉植物はほかにクリ・シイ・ナラなども含まれ、約600種が温帯から熱帯にかけて分布、実は殻斗をもち、どんぐりとよばれる。辺材は紅白色、心材は淡紅褐色から濃紅褐色。ヨーロピアンビーチに比べ、やや色が濃く、色むらがある。 重硬な材で、木肌は緻密。家具、ドア、床材、内装造作材などに用いる。

■オーク材 Oak
ナラ(楢)の木。ブナ科の落葉広葉樹で北アメリカ原産、材質が堅く、木目が美しいので、家具材などにする。カシと混同されることがある。ホワイトオークは 黄褐色ないし淡赤褐色をし、全体に斑(ふ)が入る。木質は重硬で強度がある。レッドオークは淡赤褐色を呈し、全体に斑(ふ)が入る。木質は重硬で強度がある。楢よりも全体的に木目が荒く、色が赤っぽいのが特徴。国内材の楢の代替品として使われている。


ヘルムレ時計が主に使われている木材の色見本
注意:写真と実物の色が多少異なる場合がございますので 予めご了承願います。
木材の見本

ドイツ・ヘルムレ社の歴史

ヘルムレ高級置き時計

9世紀後半、創設者Franz Hermle(フランツ・ヘルムレ)は自ら時計を作り始め、小規模ながらも時計のパーツやクロックの行商を行っていました。 1922年、ドイツ南西部にあるSchwennigenにてHermle(ヘルムレ)社を創立し、創立当初期はクロックのムーブメント改良や開発などに力を入れ、その後、彼の息子達も加わり第2次世界大戦後にはHermle社の名前が世界中に知れわたるようになりました。

現在では、機械式ムーブメントを用いる伝統的なクロックから、クオーツ式のムーブメント用いる高性能なクロックまで幅広く製造を手がけ、クロックを世界80カ国に供給するメーカーです。また伝統的な技術と現代の技術を織り交ぜ、パーツの製造から組み立てまですべての工程を自社にて行える数少ないメーカーのひとつです。ムーブメントを用いる伝統的なクロックから、クオーツ式のムーブメント用いる高性能なクロックまで幅広く製造を手がけ、クロックを世界80カ国に供給するメーカーです。

ヘルムレ社創業以来100年間、クロックメーカーの世界のトップメーカーとしての不動な位置を確立しております。ドイツのクラフトマン(マイスター)による最高、最新技術を駆使したメカニズムの信頼性、伝統の味わいの中冴えるモダンなデザインは他の追随を許しません。

ヘルムレ社の高級掛け時計・置き時計
などヨーロッパ選りすぐりの名品を末永くお楽しみください。



また伝統的な技術と現代の技術を織り交ぜ、パーツの製造から組み立てまですべての工程を自社にて行える数少ないメーカーのひとつです。 Hermle社は15,000個以上ものメカニカルムーブメント(機械式)、クォーツムーブメント(電池式)を作っており、中でもメカニカルムーブメントの生産においては、現在も世界的なリーダーシップとして活躍しています。

掛け時計、置き時計、デザイン時計のドイツヘルムレ社の公式サイト製品紹介サイト

時計のお話

時計の話いろいろ

時計のはじまり

時計の始まりは、紀元前3000~4000年ごろの古代エジプトだといわれています。そのときの人類が創った最初の時計は、「日時計」と呼ばれるものでした。地面に棒を立て、その棒がつくる影の位置によって時刻を知ったのです。

■時計の記念日

6月10日は「時の記念日」です。時の記念日は、みんなが時間をきちんと守り、時間を大切にするようにとの願いを込めて、1920(大正9)年に始まりました。それでは、時の記念日はなぜ6月10日になったのでしょうか。
時の記念日を創ったのは、当時の文部省と生活改善同盟です。記念日をきめるにあたって彼らが取り上げたのは、「日本書記」という本にある天智天皇でした。
天智天皇は西暦671年、漏刻(ろうこく)と呼ばれる水時計をおき、この時計の示す時刻にあわせて、鐘や太鼓を鳴らすことを始めたのです。これが日本初めての報時制度となりました。この時の日付を今日の暦に直すと、6月10日になることから、時の記念日がきまったのです。
天智天皇を祭る滋賀県の近江神宮(時計博物館)には、現在でも水時計が置かれていて、時の記念日には毎年「漏刻祭」というお祭りが行われています。

■時計の種類

  • 水時計
    紀元前2000年ごろ、日時計の次にできた時計が、くもりの日でも夜になっても使うことのできる「水時計」でした。小さい穴の空いた容器に水を入れて、同じ速さで減っていく水の量を目盛りで読み、時間を計ったのです。
  • 砂時計
    水時計と同じしくみで、水の代わりに砂を使って時間を計るのが、みなさんにも馴染みの深い「砂時計」です。現在では、料理やゲーム・あるいはサウナ風呂などでの、短時間のタイマーとして使われてます。
  • 燃焼時計
    ものを燃やして、その燃える速さで時間を計る時計です、ロウソク時計やランプ時計、線香時計、香時計などの種類があります。中国で用いられたと伝えられる火縄時計の記録がある。
  • 腕時計
  • めざまし時計
  • 懐中時計
  • 掛け時計
  • 置き時計
  • デジタル時計
  • 振り子時計

■時計のしくみ

  • 機械時計のしくみ
    機械時計を動かすための力は、オルゴールなどにも使われているゼンマイで作られます。ゼンマイに力をためるには、竜頭を手で回す手巻き式といい、腕の動きでおもりを回転させる自動巻式の二つの方法があります。
    力をつかえる歯車。ゼンマイの力は、歯車によってテンプへと伝えられていきます。ゼンマイはそのままだとすぐにほどけてしまうので、調速機を使ってゼンマイのほどけるスピードを調節するのです。歯車は同時に、時計の針を動かす役目を持っています。

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